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SUPER WALL 建ててます!!

2023年12月19日 15:39

先日の暴風雪...すごかったですね
札幌からの帰り、桂沢の峠で冷や汗をかきまくった片山です💦


さて先日、現在新築工事中の「SUPER WALL 2×6」の現場で気密測定をおこないました。

「SUPER WALL 2×6」は
14cmの壁と天井それぞれのパネルに発砲ウレタンを充填した、高気密&高断熱の工法です。
高い断熱性能を保つためにも気密はとても大切。

と、ここで少し気密のおはなし...
家の気密性能は「C値」で表します。
隙間相当面積ともいい「家全体の隙間の合計(cm2)」÷「延床面積(m2)」で算出します。
延床面積に占める隙間の割合ですから、この数値が小さいほど気密性が高いのです。

現在の「省エネ基準」ではC値の基準が撤廃されたため、数値による定義はありませんが
「旧省エネ基準」では
 北海道と東北の一部の地域=2.0以下
 その他の地域      =5.0以下
のように地域ごとの基準があり、これを下回ると「高気密住宅」とされていました。

北海道独自で住宅の基本性能を定めた「北方型住宅」では
4つの基本性能のうちの一つとして、C値=1.0以下としています。

ということで
サッシや玄関ドアなどの開口部のほか、電線や換気扇などの配線・配管が外壁を貫通する部分に気密工事をおこないます。
これが完了した時点でいよいよ気密測定です。

まずは、漏気チェックのため手動で測定。
S__66191365-2.jpg
ここで、隙間がないかを確認します。
写真の機械で室内空気を外へ吐き出すので、隙間があるとそこから外気が入ってくるのです。
気密施工を施した箇所のほか、家全体をチェックしてまわり...

そして本測定開始!!
S__66191366-2.jpg
結果はどうかな...
S__66191367-2.jpg
ドキドキ
ドキドキ...

そして測定完了!!
S__66191364-2.jpg
結果は、0.17cm2/m2でした!!
前述のとおり、この数値が低いほど高気密なのですが...
今回のお宅では、家全体で「16cm2」相当の隙間がありました。
これを床面積「97.67m2」で割り返すと...「隙間相当面積=C値」は0.1638...不利側に切り上げて0.17です。
目指すは「0.2」以下だったので、ホッと一安心♡

現場は順調に進んでおり、年内には足場解体です。
2月には、暖かで快適なお宅を皆様にご案内できると思います♪
それまでしっかり管理していきますので、乞うご期待✨